スレート屋根塗装には縁切りが大切③


暑い日がまだまだ続きますね(>_<)
こんにちは!事務担当スワです♪
今日は前回とはだいぶあいてしまいましたが、縁切りのお話の続きです。
縁切りはスレート屋根の住宅を長持ちさせるためには大切な作業ですが、従来は屋根材の隙間に埋まった塗料をひとつずつ切り離していく非常に手間のかかる作業でしたが、この手間のかかる作業の問題を解決したのが、セイム社の発売するタスペーサーです。
下塗りが終わったあとに屋根材の隙間にタスペーサーを差し込むことで、必要な隙間を確保できます。
作業効率を大幅に向上させたタスペーサーは、現在では縁切りには欠かせないものとなりました。
タスペーサーは、条件によっては使用できない(必要がない)場合もあります。
経年劣化により屋根材が反り隙間が大きくなっている場合です。
屋根材の隙間が4mm以上ある場合は、タスペーサーを差し込んでも抜け落ちてしまうので使用することができません。
このような場合は塗料で隙間が埋まる可能性も低いため、通常の縁切りの必要もないかと思いますが、屋根材自体が寿命を迎えている可能性もありますので、塗装前に何が1番その屋根に適しているか(屋根材の寿命の場合、葺き替えなどが必要になる為塗装をしても意味がありません)診断する必要があります。
診断する事によって必要のない塗装を避けることができます。
また屋根の勾配が急なスレート屋根は、水分が流れていきやすく水はけがよいので、こちらも縁切りの必要はない場合があります。
聞いた事がないけど、屋根塗装の見積書に出てくるタスペーサーにはこんな意味ありました。
見積書に出てくる意味のわからない言葉や工法など疑問に思った事等ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。