雨樋の重要性・メンテナンス

雨樋(あまどい)は、屋根から雨水を受け流し、建物や周囲の環境を保護するための重要な構造物です。ここでは、雨樋の役割、種類、設置方法、メンテナンスなどについてのコラムをお届けします。

雨樋の役割

  1. 雨水の排水: 雨樋は屋根に降った雨水を集め、地面に直接流れ落ちるのを防ぎます。これにより、基礎や外壁が水によって損傷するのを避けることができます。
  2. 浸透防止: 建物の周囲に雨水が溜まることを防ぐことで、土壌の浸透を抑え、湿気によるカビやシロアリの発生を防ぎます。
  3. 外観の美観: 適切に設置された雨樋は、建物のデザインに調和し、外観を美しく保つことができます。

雨樋の種類

  • 雨樋の材質:
  • PVC(プラスチック): 軽量で腐食に強く、コストパフォーマンスに優れています。
  • アルミ: 耐久性があり、錆びにくいですが、色が褪せることがあります。
  • : 高級感があり、長寿命ですが、コストが高めです。
  • 形状
  • 半丸樋: 標準的で、雨水の流れがスムーズです。
  • 角樋: スタイリッシュな外観で、現代的な建築によく合います。

雨樋の設置方法

  1. 設置位置の決定: 屋根の形状に合わせて、雨樋の取り付け位置を決定します。
  2. 勾配の設定: 雨樋には適切な勾配を設定することで、雨水がスムーズに流れるようにします。
  3. 取り付け: 金具を使い、しっかりと固定します。水の流れを妨げないように注意します。

メンテナンス

  1. 定期的な清掃: 雨樋に葉っぱやゴミが溜まると、詰まりの原因になります。季節に応じて定期的に清掃を行います。
  2. 点検: 雨樋や接続部分の亀裂や錆びを定期的に確認し、必要に応じて修理や交換を行います。
  3. 専門業者の利用: 高所での作業が伴う場合は、専門の業者に依頼することをおすすめします。

結論

雨樋は、雨水を適切に管理するために不可欠な要素です。建物を守るためにも、定期的なメンテナンスと正しい設置が重要です。自分で施工することもできますが、専門家の意見を取り入れるのも良いでしょう。お住まいの長持ちのために、雨樋の重要性を再認識しておきましょう。

雨樋の部材
年数が経過していると部分的な交換に必要な部材がメーカーによっては廃盤で手に入らない場合があります。その場合部分的な交換が難しく全部の雨樋を交換しなくてはならなくなってしまうケースがあります。

雨樋の不具合に気づいたらなるべく早めの対応をお勧めいたします。

この記事を書いた人

スルガ住研のアバター スルガ住研 代表 馬木 拓也

当店は、三島のこの地で、創業15年以上、屋根と外壁のリフォームをご提供しておりますが、『お客様に、正しいリフォームをご提案する』という信念のもと、お客様のお住まいが⾧く、快適に住まえるよう、正しいリフォームをご提案しております。屋根や外壁の修理、リフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
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