静岡県知事許可 (般-01)第38209号
静岡県三島市⾧伏144-5 スルガビル1F
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工事内容 | 屋根工事 |
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静岡県駿東郡長泉町で、雨漏り補修工事をおこないました。
お施主様より雨漏りのご相談があり現地調査に伺いました。
屋根裏を見てみると数箇所からの雨漏りしているのを確認しました。築年数が40年以上経過している事もあり、下葺き材(防水シート)の劣化が考えられます。雨漏りが発生してる場所など総合的に判断して葺き替えではなく現状の瓦を使用して劣化した下葺き材(防水シート)を交換する部分的な屋根補修のご提案をさせていただきました。
瓦屋根の場合部分的な工事ができる場合があります。葺き替え工事に比べてコストを抑えることができます。
まず瓦がコーキング接着されていたのでカッターナイフで丁寧に除去しました。桟瓦を一枚一枚剥がしていき、棟も撤去します。瓦は最後に下の場所に葺き直すので割れないように大切に保管します。
瓦を撤去すると下葺き材(防水シート)が見えてきました。表面は薄い木が張られていました。その下にはフェルトという黒い紙が張られていました。
傷んでいる野地板を補修します。
新しい下ふき葺き材(ルーフィング)を張ったあとルーフィングの上に瓦桟を取り付けていきます。この瓦桟は桟葺き工法で瓦を引っ掛けてズレ落ちないようにするための下地になります。
下側に穴が開いているのは「ウォーターホール」という名前で雨水が瓦軒先方向に抜ける仕組みのものになっています。この水抜き穴がある事で、ルーフィングの劣化や瓦桟の腐食を遅らせる事ができます。瓦桟が薄い緑色をしているのは防腐加工が施されているからです。
桟瓦を葺き直してから棟を積み直していきます。棟はのし瓦を1段ずつ南蛮漆喰の「シルガード」を使用して積んでいきます。この南蛮漆喰は、通常の漆喰よりシリコンや防水剤が添加してあるため防水効果と強度が高くなっています。
防水シートを交換して、瓦を元の位置に葺き直す工事ですので見た目は変わりませんがしっかりと雨漏りは止まりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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