静岡県沼津市 車庫の折半屋根から雨漏りするのでカバー工法で重ね葺き工事

工事内容 屋根工事
目次

車庫折板屋根の上にカバー工法で「折板屋根」重ね葺き

施工前 現地調査 ご提案

車庫で雨漏りが発生してしまったということで現地調査お伺いしました。鉄骨で建てられた車庫で屋根は88折半で施工されていました。雨漏りの原因は折半と折半のつなぎ目から雨水が入り漏水している状況でした。以前屋根塗装をした際つなぎ目にコーキング材を充填して塗装をされてましたが雨漏りは止まらない状態でした。勾配がないため雨水のはけが悪く、つなぎ目には雨水がたまりやすくサビも進行していました。既存の屋根にカバー工法でつなぎ目のない屋根材を重ね葺きするカバー工法をご提案をさせていただきました。

折板屋根(せっぱんやね)とは、ガルバリウム鋼板や塩ビ鋼板などの金属板を折り曲げて加工した屋根です。折板屋根の特徴は次のとおりです。

工場や倉庫などの大型建築物の屋根に用いられるケースも多いです。

0.4〜1.2mmほどの厚みがある金属板を凹凸状に折り曲げて作られています。

通常、屋根の傾き方向への継ぎ目がありません。

1枚の長さが10mを超える場合もあり、大型のものもあります。

重量は軽いのに対し耐力が高いです。

施工性が非常に高いです。

梁・母屋に直接屋根材を葺くことができるので、野地板がいらず、工期の短縮にも対応できます。

強風地域においても強靭性を発揮するとともに、雨仕舞にも高いな性能が期待できます。

改修用タイトフレーム・W面戸を取り付けていきます。

鼻隠しパネルを撤去したら既存のタイトフレームの真上に新しい改修用タイトフレームを取り付けていきます。屋根を被せた際に既存の屋根との間に鳥などが浸入しないように上側と下側にW面戸を取り付けます。

88折板とは

屋根材の一種で、働き巾(横幅)が600mm、山の高さが88mmの折板(金属板を凸型に折り曲げたもの)のことです。主に工場、倉庫、ガレージ、住宅など、さまざまな用途で使われます。ガルバリウム鋼板でできていますので軽量でタテ葺きになりますので緩い勾配でも施工できるのが特徴です。

本体を張っていきます。

つなぎ目のない1枚物の本体を取り付けたタイトフレームの上に屋根材を乗せたら屋根材を固定させるため、専用道具で穴をあけ、パッキン付きナットで締めていきます。

水止面戸・鼻隠しパネルを取り付けたら完成です。

一番高い位置に水止面戸を取り付けてコーキング処理をしたら3方に鼻隠しパネルをアングルを使用し固定していきます。軒先側と水上側は換気面戸を取り付けて完成です。

雨漏りが止まって喜んでいただけました。

この度は弊社に工事のご依頼をいただきましてありがとうございました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事を書いた人

スルガ住研のアバター スルガ住研 代表 馬木 拓也

当店は、三島のこの地で、創業15年以上、屋根と外壁のリフォームをご提供しておりますが、『お客様に、正しいリフォームをご提案する』という信念のもと、お客様のお住まいが⾧く、快適に住まえるよう、正しいリフォームをご提案しております。屋根や外壁の修理、リフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
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