静岡県伊東市|割れて落下するコロニアルNEOをシルキーG2で屋根カバー工法

工事内容 屋根工事
目次

コロニアルNEO→シルキーG2でカバー工法

施工前 現地調査 ご提案

静岡県伊東市のお客様より、弊社ホームページをご覧いただき、 「屋根材が割れているので一度見てほしい」 とのご相談をいただき、現地調査に伺いました。

現在のところ雨漏りは発生していませんでしたが、 割れた屋根材の一部がポロポロと剥がれ、地面に落下している状態 で、早めの点検が必要な状況でした。

ドローンによる屋根全体の調査

まずはドローンを使用し、屋根全体を上空から確認しました。 その結果、屋根には以前の葺き替え工事で 「コロニアルNEO」 が施工されていることが判明しました。

お客様のお話では、 「以前も割れが気になり、差し替え補修をしたが、すぐに別の場所が割れてきた」 とのこと。

これはコロニアルNEO特有の劣化症状で、以下のような状態が見られました。

  • 屋根材の ひび割れ
  • 表面の 剥離(層状にポロポロ落ちる)
  • 角部の 欠け
  • 全体的な 素材の脆化

コロニアルNEOは初期のノンアスベスト屋根材で、 素材そのものが経年で脆くなるため、塗装では改善できない という特徴があります。

最適な工事方法は「屋根カバー工法」

屋根材そのものの強度が低下しているため、 今回は 塗装ではなく、既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる「カバー工法」 をご提案しました。

カバー工法を選ぶ理由

  • 既存のコロニアルNEOを撤去しなくてよい
  • 廃材が少なく、工期が短い
  • 下葺き材(ルーフィング)を新しくできる
  • 割れた屋根材を完全に覆うため、落下の心配がなくなる
  • 雨漏り予防効果が高い

●使用する屋根材:福泉工業「シルキーG2」

今回のカバー工法では、 軽量で高耐久の金属屋根材「シルキーG2」 を採用します。

シルキーG2の特徴

  • ガルバリウム鋼板で 錆に強く長寿命
  • 断熱材一体型で夏の暑さ・冬の冷気を軽減
  • 軽量で建物への負担が少ない
  • 強風に強く、伊東市の沿岸部・高台の住宅に相性が良い
  • 既存屋根を覆うため、落下リスクをゼロにできる
コロニアルNEO

ワンポイント|コロニアルNEOとは?

コロニアルNEOは、旧クボタ(現在のケイミュー)が2001年頃から製造していた、アスベストを含まない化粧スレート屋根材です。

アスベストを使用しない屋根材へ切り替わった初期の商品で、現在は廃番となっています。築年数の経過により、ひび割れや欠け、表面の剥がれなどが発生している屋根もあります。

屋根材自体の劣化が進んでいる場合、表面を塗装しても割れや強度までは回復できません。そのため、屋根の状態に応じてカバー工法や葺き替え工事を検討する必要があります。

コロニアルNEOは見た目だけで判断することが難しいため、屋根材の割れや破片の落下が見られたときは、専門業者による詳しい点検をおすすめします。

棟を撤去し、軒先水切りを取り付けていきます。

はじめに、カバー工法の施工に干渉する既存の棟板金と棟下地をすべて撤去します。

撤去後は、屋根の先端となる軒先部分に「軒先水切り」を取り付けました。軒先水切りは、屋根を流れてきた雨水を適切に雨樋へ流すための大切な役物です。

ルーフィング(下葺き防水シート

続いて、既存のコロニアルNEOの上に 新しいルーフィング(防水シート)を施工 していきます。

今回使用したのは、田島ルーフィングの 「タディスセルフ」。 裏面に粘着層が付いた改質アスファルトルーフィングで、 既存屋根の上に重ねて施工するカバー工法に最適な防水シート です。

粘着層によって既存屋根との密着性が高く、 釘穴からの浸水リスクを抑えられるため、 長期的な防水性能の確保に非常に優れています。

軒先から棟方向へ向かって、 上下左右の重ね幅を一枚ごとに確認しながら丁寧に貼り進めていきます。

重ね幅の確保は、雨水の侵入を防ぐための重要な要素です。 シワや浮きが出ないように圧着しながら、 屋根全体を均一に防水層で覆っていきました。

仕上げとなる屋根材ももちろん大切ですが、 雨漏りを防ぐうえで最も重要なのは、このルーフィング(下葺き材)です。

屋根材は一次防水、 ルーフィングは建物を守る二次防水として機能します。

完成後には屋根材の下に隠れて見えなくなる部分だからこそ、 施工基準を守り、確実に仕上げることが建物の寿命を左右します。

ケラバ板金を取り付けて屋根材本体「シルキーG2」を張り、棟板金の取り付けていきます。

ルーフィングの施工が終わったら屋根の端部にケラバ板金を取り付け、その後福泉工業のシルキーG2本体を軒先から棟へ向かって順番に葺き進め、一枚ずつ位置や重なりを確認しながら専用ビスで確実に固定し、屋根頂上まで葺き上げたら棟部分に止水材となるシーラーを貼り付けて棟下地を設置し、最後に棟板金をかぶせてしっかり固定することで屋根カバー工法が完成します。

完成です。

コロニアルNEOの上に、シルキーG2を使用した屋根カバー工法が無事完成しました。 今回は、鮮やかでありながら周囲の景観にもよくなじむ 「グリーン」 をお選びいただき、屋根全体が美しく仕上がりました。建物全体の印象も明るくなり、外観の雰囲気が大きく向上しています。

現在は雨漏りが発生していない場合でも、 屋根材の割れや破片の落下は、劣化が進んでいるサインの一つ です。 特にコロニアルNEOは素材が脆くなりやすく、破片が地面に落ちている状態は注意が必要です。

もし屋根材の破片を見つけた場合は、 無理に屋根へ上がらず、早めに専門業者へ点検をご依頼ください。 落下物がある屋根は踏み抜きの危険もあり、プロによる安全な調査が重要です。

この度は弊社に工事のご依頼をいただきまして誠にありがとうございました。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

この記事を書いた人

スルガ住研のアバター スルガ住研 代表 馬木 拓也

当店は、三島のこの地で、創業15年以上、屋根と外壁のリフォームをご提供しておりますが、『お客様に、正しいリフォームをご提案する』という信念のもと、お客様のお住まいが⾧く、快適に住まえるよう、正しいリフォームをご提案しております。屋根や外壁の修理、リフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
お客様目線で、丁寧にご説明させていただきます。

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