静岡県三島市　スルガ住研　雨漏りの見つけ方

こんにちは！事務担当スワです。

本日は雨漏りの見つけ方を書かせていただきます。

雨漏りが発生したらこんな場所に注意してみてください。

①室内からできる雨漏りチェックポイント

• 天井にシミ（輪っか状の黄ばみが現れることがあります）
• 壁紙の浮きや剥がれ
• 窓枠の黒カビ
• 部屋の一部だけ湿気が強く感じる
• 雨の後に異臭を感じる

こんな場合は雨漏りを疑います。

見る場所は天井・壁・窓周りを中心に見てください

いつ起きるかも大切で、大雨のあと、小雨？風向きによって雨漏りする？

なども観察しておくとのちに雨漏りの原因を突き止めるのにスムーズです。

水の量はポタポタ？染みる程度？駄々洩れ？

こんな点も重要です。

雨が降らないのに天井に染みができたり水が落ちてくる場合は雨漏りではなく、湿気や、配管の漏れなどを疑います。

②外からのチェックポイント（家の外周）

屋根周り

• 屋根材の割れ・ズレ
• 棟板金の浮き（風で飛びやすい）
• コーキングの劣化・割れ
• 雨樋の詰まり（オーバーフローで室内に浸入することも）

外壁

• 外壁のひび割れ（クラック）
• サッシまわりのコーキング切れや剥がれ
• バルコニーの床面の亀裂・防水層の劣化

この辺りを見ると原因が見つかることがあります。

屋根は屋根材の下に防水シート貼ってあるので瓦がズレているからといってすぐに雨漏りすることはありませんが、瓦がズレることで二次防水である防水シートの劣化を速めてしまい、雨漏りが発生しやすくなります。

瓦がズレているのを放置するのはやめておいた方が無難です。

③より正確に原因を突き止めたい場合にプロが雨漏りを調査する方法（自分でもできるものもあります）

散水調査（雨を再現した実際に水を使う調査）

• 実際に水を使い雨を再現し、どこから雨が浸水するか、どこから水が出てくるかを確認する方法で外で水をかける人と室内で観察する人最低でも2名は必要な調査です。

サーモグラフィー調査

• 壁や天井内部の“濡れている場所”を温度差で視覚化。
  水の流れを把握するのにも使えます。業者が使うサーモグラフィーはプロ向けですが、最近はスマホのアプリもあります。

ドローン点検（屋根に登らないのがメリットです）

• 高所が危険な場合、外観の破損を空撮で確認できます（かなりアップできるので細部の調査ができますが触れなかったり屋根をはがして下地のチェックができないのがデメリットです。）

雨が降っている時がチャンス！雨漏りを見つけやすくするポイント

• 実際の水の流れが見えるので原因特定がしやすい。

風向きと雨量をメモしておく

• 「南風＋大雨の時だけ漏れる」などパターンが見つかると原因が絞れます。

注意！屋根に登らないでください

• 屋根の構造を知らない方が屋根に登るのは非常に危険です。勾配がそんなにないし登れそうだなと思ってよく登ろうとする方がいらっしゃいますが、どの場所が劣化して下地が腐ってるかわからない状態で屋根に上るのは非常に危険です。プロは屋根の上を歩くポイントを知ってますので、危ないことはプロにお任せしましょう。

雨漏りはどちらのお宅でも将来的に起こりうるものです。起こってしまう前に対策するには定期的な点検やメンテナンスを、万が一起きてしまったらなるべく早くの対策で被害を最小限に。住宅メンテナンスで住宅寿命を伸ばしましょう。

弊社では屋根・外壁の無料診断を行っておりますので、ご要望の際はどんな些細なことでも構いません。お気軽にお問合せくださいませ。