建設業許可 静岡県知事許可
(般-06,07)第38209号




























| 工事内容 | 屋根工事 |
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弊社のホームページを見てご相談を頂き現地調査にお伺いいたしました。今回のお宅は昔ながらの大きな旧家ということもあり、平屋ですが屋根の高さや面数、納まりの複雑さなどをしっかり確認する必要がありました。大屋根は瓦屋根、そして下屋は瓦棒金属屋根という構成で、それぞれ傷み方や今後の施工方法が異なります。ドローンを使用して屋根を見ていきますが、一見するとまだ使えそうに見える屋根も、下葺き材の傷みが進んでいることが予想されます。今回は今後の地震や雨漏りの不安を解消するため、大屋根は瓦を撤去して葺き替え、下屋も既存屋根を撤去して葺き替えるご提案をさせていただきました。






工事が始まったら、まずは大屋根の既存瓦と瓦桟を撤去していきます。
昔ながらの瓦屋根は重厚感があり、見た目にも風格がありますが、その分重量があります。築年数が経過した建物では、今後のことを考えると屋根を軽くしていくことも大きなメリットになります。
瓦を一枚ずつ丁寧に撤去し、屋根の状態を確認しながら作業を進めていきます。こうした解体の工程では、撤去して初めて見えてくる傷みもあります。特に古い建物では、長年の雨風の影響で下地が弱っていることもあるため、表面だけでなく内部の状態も見ながら判断していくことが大切です。
大きな屋根ですので作業量も多くなりますが、こうした最初の工程を丁寧に行うことで、この後の仕上がりや耐久性に差が出てきます。


















瓦の撤去が完了した後は、下地を補強するために構造用合板12mmを張っていきます。
屋根の下地を整えるこの工程は、完成後には見えなくなってしまう部分ですが、実はとても重要な作業です。下地がしっかりしていなければ、どれだけ良い屋根材を施工しても、本来の性能を十分に発揮することはできません。
合板を張って下地を整えたあとは、その上にルーフィングを施工していきます。ルーフィングは雨水の侵入を防ぐ防水の要となる部分で、屋根材の下で建物を守る大切な役割を担っています。見えない部分だからこそ、質の高いルーフィングを丁寧に施工していくことが、長持ちする屋根につながります。
築年数の経ったお住まいの工事では、見た目を新しくするだけではなく、このような下地づくりからしっかりやり替えることが、本当の意味での安心につながります。






















下地と防水処理が整ったら、次は役物板金の取り付けと屋根本体の施工に入ります。
屋根は平らな面だけではなく、軒先の木下地、軒先水切り、ケラバ、谷板金など、雨仕舞いの納まりがとても重要です。こうした役物板金を先にきちんと納めることで、雨水の流れを整え、雨漏りしにくい屋根に仕上げていきます。今回は雪止めも取り付けました。
今回、大屋根に使用したのはマックス建材さんのレクトプルーフです。
レクトプルーフはガルバリウム鋼板を使用した屋根材で、1㎡あたり約5.5kgと軽量でありながら、耐風圧性や水密性にも配慮された製品です。さらに、通気構造や独自の水切り溝を備えており、結露防止や雨水の侵入抑制も考えられています。見た目は瓦調で高級感があり、旧家のような風格のある建物にもよく合う屋根材です。
実際に施工していくと、建物の雰囲気にとてもなじみ、重厚感のある仕上がりになっていくのがわかります。
古いお宅の屋根は、ただ新しくするだけではなく、建物全体の印象を壊さないことも大切です。その点でも、今回の屋根材は非常に相性の良い選択だったと思います。


















本体の施工が完了した後は、最後に棟を取り付けて大屋根の仕上げに入ります。
棟は屋根の頂部にあたる大切な部分で、見た目を整えるだけでなく、雨仕舞いの面でも重要な役割を担っています。納まりが悪いと不具合の原因にもつながりやすいため、最後の工程まで気を抜かず、丁寧に仕上げていきます。
棟が納まることで屋根全体が引き締まり、一気に完成の雰囲気が出てきます。大きな入母屋の屋根に新しい屋根材が納まると、建物全体の印象もぐっと良くなり、旧家ならではの立派さがより際立ちます。












続いて下屋部分の工事に入ります。
下屋は既存の瓦棒屋根でしたので、こちらも一度撤去してやり替えていきます。瓦棒葺きは以前よく使われていた縦葺きの金属屋根ですが、内部に木の芯木を使う構造のため、経年によって腐食が進むと雨漏りや劣化の原因になることがあります。
こうした古い瓦棒屋根は、見た目以上に下地や内部が傷んでいることも少なくありません。今回は谷廻りの軒天に雨水が廻り腐っていたので合板を張る前に張り替えをおこないます。大屋根同様に合板の上にルーフィングを張っていきます。
下屋は雨の吹き込みや壁際の納まりなど、注意しなければならないポイントも多い部分です。
だからこそ、こうした工程を一つひとつ確実に進めていくことが、長持ちする屋根づくりにつながります。
表面だけを直すのではなく、一度撤去して下地から整えることで、今後の安心感が大きく変わってきます。母屋と同じく、見えなくなる部分までしっかり手を入れていくことが大切です。






























下屋の仕上げには、立平葺きの屋根材を施工していきます。下屋根の先端は徐々に反りになっているため勾配が緩くなりますので緩勾配でも施工できる立平葺きで施工します。立平葺きは縦方向にすっきりと納まる金属屋根で、シンプルながら雨仕舞いに優れ、現在の金属屋根工事でも多く採用される工法です。瓦棒葺きと比べると芯木を使わない構造が一般的で、すっきりした納まりにできるのも特長の一つです。
本体を丁寧に施工した後、棟を取り付けて屋根は完成です。最後に雨樋と落ち葉除けネットも取り付けました。
大屋根は瓦調で重厚感のあるレクトプルーフ、下屋はすっきり納まる立平葺きという組み合わせで、それぞれの屋根形状に合った仕上がりになりました。


















今回の小山町の現場は、入母屋の大きな旧家ということもあり、通常の住宅以上に気を配る場面が多い工事でした。
しかし、その分仕上がった時の存在感は格別で、建物全体の雰囲気もとても良くなりました。
大屋根は瓦を撤去してレクトプルーフで重厚感のある仕上がりに、下屋は瓦棒屋根をやり替えて立平葺きでしっかり納め、屋根全体が新しく生まれ変わりました。
古いお宅は、直すというより“これから先につないでいく”という感覚に近いものがあります。今回もそんな一棟だったと思います。
無事に工事が完了し、安心してお引き渡しできる状態になって良かったです。
これからも長く、この立派なお宅を守ってくれる屋根になってくれればと思います。






























この度は弊社に工事のご依頼をいただきまして誠にありがとうございました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
当店は、三島のこの地で、創業15年以上、屋根と外壁のリフォームをご提供しておりますが、『お客様に、正しいリフォームをご提案する』という信念のもと、お客様のお住まいが⾧く、快適に住まえるよう、正しいリフォームをご提案しております。屋根や外壁の修理、リフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
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