静岡県富士市 雨漏りした化粧スレート屋根をシルキーG2でカバー工法工事

工事内容 屋根工事
目次

「化粧スレート」屋根の上に「シルキーG」2でカバー工事

施工前 現地調査 ご提案

静岡県富士市にて、ホームページをご覧いただいたお客様より 「雨漏りしているので見てほしい」 とのご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。

まずは室内側で雨漏りの状況を確認し、その後、屋根全体の状態を細かく調査していきます。

今回のお住まいの既存屋根は「ニューコロニアル24」という化粧スレート屋根で、築35年以上が経過していました。 屋根材自体にも経年劣化が見られましたが、特に問題となっていたのは 屋根材の下に敷かれている防水シート(ルーフィング)の劣化 です。

化粧スレートは、表面の屋根材だけで雨を完全に防いでいるわけではありません。 建物を最終的に守っているのは、屋根材の下にある ルーフィング(下葺き材) です。

長年の紫外線や雨風の影響により、このルーフィングの防水性能が低下し、雨水が屋内へと侵入してしまっている状況でした。

今回は、既存の化粧スレートを撤去せず、その上から新しい屋根材を重ねて施工する カバー工法 をご提案しました。 使用する屋根材は、福泉工業の シルキーG2 です。

シルキーG2は軽量で耐久性が高く、既存屋根への負担を抑えながら防水性能を大きく向上できる屋根材です。 築年数の経ったスレート屋根との相性も良く、今回の建物にとって最適な工事内容となりました。

既存棟撤去し軒先水切りを取り付けていきます。

まず初めに、既存の棟部分の撤去作業から進めていきます。

一般的な化粧スレート屋根では、棟板金の下に「貫板(ぬきいた)」と呼ばれる木材が施工されていることが多いのですが、今回の屋根は少し特殊な納まりでした。 既存の棟にはセメント製の棟瓦が使用されており、その下地として「野縁(のぶち)」と呼ばれる角材が組まれていました。

これらの棟瓦や下地材をすべて撤去し、カバー工法が施工できるように屋根面をフラットな状態へ整えていきます。

撤去作業が完了したら、次に軒先部分へ役物板金を取り付けます。 今回は「セットバック」と呼ばれる軒先水切りを採用しました。セットバックは高さや出幅が変わらないため、既存の雨樋をそのまま使用する場合に最適な役物です。

軒先は雨水が最も集中する重要な部分です。 この水切り板金を正しく施工することで、雨水をスムーズに排水し、屋根内部への浸水リスクをしっかりと抑えることができます。

ルーフィング(防水シート)を張っていきます。

軒先水切りの取り付けが完了したら、次に防水シートであるルーフィングを貼っていきます。

今回使用したのは、田島ルーフィングの 「タディスセルフ」 という粘着層付きの高性能ルーフィングです。 裏面に粘着層があり、剥離紙を剥がして貼り付けるタイプのため、既存屋根との密着性が非常に高いのが特徴です。 通常のルーフィングに比べて防水性能が優れており、近年ではカバー工法でも多く採用されている信頼性の高い下葺き材です。

施工は軒先から順番に重ねながら貼り進め、屋根全体をしっかりと防水処理していきました。

カバー工法において、このルーフィング施工は特に重要な工程です。 屋根材はあくまで一次防水であり、建物を最終的に守るのはこの下葺き材です。 ルーフィングを丁寧に施工することで、今後長く安心して暮らせる屋根へと仕上がっていきます。

捨て板を取り付けて屋根材本体「シルキーG2]を張っていきます。

ルーフィングの施工が完了したら、次に隅棟部分となる「捨て板」の取り付けを行います。 隅棟は雨水が集まりやすい箇所のため、この捨て板をしっかり施工することで、後の雨仕舞い性能が大きく左右されます。

その後、軒先から順番にシルキーG2本体を一枚一枚丁寧に葺き上げていきました。 金属屋根材は軽量で扱いやすい反面、通り(ライン)や重なりの精度が仕上がりに直結するため、細かな確認を行いながら慎重に施工していきます。

今回採用したカラーは 「ギングロ」 です。 落ち着いた高級感のある色味で、和風・洋風どちらの建物にも馴染みやすく、非常に人気の高いカラーとなっています。

施工後は屋根全体の印象が引き締まり、建物全体の雰囲気もぐっと上質な印象へと変わりました。 シルキーG2ならではのシャープなラインが際立ち、とても美しい仕上がりとなりました。

棟取り付けたら完成です。

本体の施工が完了したら、最後に棟部分の仕上げ工程へ進みます。

まず棟部分には、止水材であるシーラーを施工します。 スポンジ状の部材ですが、雨水の侵入を防ぐ非常に重要な役割を持っています。

続いて、棟下地となる下地材をしっかりと取り付けていきます。 この下地が安定していることで、棟板金の固定力や耐久性が大きく変わるため、丁寧な施工が欠かせません。

下地の取り付けが完了したら、棟板金を被せてビスで固定していきます。 棟板金同士のジョイント部分には、あらかじめ捨てコーキングを施し、内部に水が入り込まないよう細かい部分まで確実に処理を行いました。

すべての工程が完了し、無事に工事完了となりました。

シルキーG2本体、棟部分ともに美しく仕上がり、お客様にも大変喜んでいただけました。 これで雨漏りの心配もなくなり、今後も安心してお住まいいただける屋根へと生まれ変わったと思います。

この度は弊社に工事のご依頼をいただきまして誠にありがとうございました

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

この記事を書いた人

スルガ住研のアバター スルガ住研 代表 馬木 拓也

当店は、三島のこの地で、創業15年以上、屋根と外壁のリフォームをご提供しておりますが、『お客様に、正しいリフォームをご提案する』という信念のもと、お客様のお住まいが⾧く、快適に住まえるよう、正しいリフォームをご提案しております。屋根や外壁の修理、リフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
お客様目線で、丁寧にご説明させていただきます。

目次