静岡県伊豆市|強風で棟板金が飛散!コロニアルNEOの屋根をシルキーG2でカバー工法

工事内容 屋根工事
目次

「コロニアルNEOの屋根」を「シルキーG2」でカバー工法

施工前 現地調査 ご提案

チラシをご覧いただいたお客様より「強風で棟板金が飛んでしまった」とのご連絡をいただき、静岡県伊豆市のご自宅へ伺いました。

お話では現在、雨漏りは発生していないとのことでしたので、まずはドローンを使用して屋根全体の状態を上空から確認しました。

■ 調査で判明した主な損傷

  • 棟板金の飛散 強風により棟板金が外れてしまい、その下地となる木材(棟下地)が露出していました。
  • 棟下地の腐食 飛散した部分を確認すると、棟下地の木材は腐食が進んでおり、固定力が大きく低下している状態でした。
  • 屋根材は「コロニアルNEO」 屋根全体を調査したところ、使用されている屋根材はコロニアルNEOであることが判明しました。
  • 30か所以上の割れ・欠けを確認 コロニアルNEOには多数の割れや欠けが見られ、全体的に経年劣化が進んでいる状態でした。

お客様のお話では、約25年前に化粧スレート屋根からコロニアルNEOへ葺き替えをされたとのことで、耐用年数や材料特性を踏まえると、今回の強風をきっかけに不具合が表面化した可能性が高いと考えられます。

今後も安心してお住まいいただくため、今回は既存屋根を撤去せずに施工するシルキーG2によるカバー工法(重ね葺き)をご提案しました

コロニアルNEOとは?


コロニアルNEOは、クボタ株式会社(現:ケイミュー株式会社)が2001年頃から2008年頃まで販売していたノンアスベストの化粧スレート屋根材です。当時、アスベスト規制に対応するために開発された初期のノンアスベスト製品で、多くの住宅で採用されました。
しかし、アスベストを使用していた従来品と比べて強度や耐久性が十分ではなく、築10~15年ほどでひび割れ・欠け・反り・剥離(はくり)・屋根材の落下などの不具合が多く報告されています。現在では製造が終了しており、屋根業界では代表的な「初期ノンアスベスト屋根材」として知られています。
コロニアルNEOは、塗装不可の商品で屋根を歩行するだけで割れてしまうケースや塗装後に新たなひび割れや欠けが発生することも少なくありません。
そのため、屋根全体に割れや欠けが見られる場合は、塗装ではなくガルバリウム鋼板によるカバー工法が推奨されます。

応急処置をします。

工事までの期間も安心して過ごしていただくための応急処置を行いました

棟板金が飛散した状態でも、屋根にはルーフィング(防水シート)が張られているため、すぐに雨漏りが発生することはありません。 しかし、工事までに日数が空くことや、伊豆エリアでは突然の強い雨が降ることも多いため、念のため追加の防水処置を行いました。

■ 防水性の高いアルミ防水テープでしっかり養生

棟板金がなくなり、棟下地が露出している部分に対して、 防水性の高いアルミ防水テープを使用し、雨水が入り込まないよう丁寧に養生しました。

アルミ防水テープは耐候性・防水性に優れており、

  • 雨水の侵入防止
  • 風によるめくれ防止
  • 工事までの一時的な保護 に非常に効果的です

棟を撤去し、軒先水切りを取り付けてルーフィングを張っていきます。

まず、既存の棟板金と、腐食して強度を失った棟下地をすべて撤去します。 棟部分は屋根の最上部に位置し、雨水の侵入リスクが高い箇所のため、劣化した下地を残すことはできません。ここを確実に新しくすることで、後の防水性能が大きく向上します。

撤去後、軒先には新しい軒先水切りを取り付けます。 水切りは、屋根材の端部から雨水が回り込むのを防ぐ重要な部材で、屋根全体の耐久性を左右します。

続いて、屋根全体に粘着層付き改質アスファルトルーフィング「タディスセルフ」を、規定の重ね幅を確保しながら軒先から順番に敷設していきます。 粘着層タイプのルーフィングは密着性が高く、風によるめくれや雨水の侵入を防ぐ性能に優れています。

ルーフィングは、屋根の防水性能を根本から支える最重要の下葺き材です。 屋根材(板金・瓦・スレートなど)は「一次防水」、ルーフィングは「二次防水」と呼ばれ、万が一屋根材の隙間から雨水が入り込んでも、ルーフィングが建物内部への侵入を防ぎます。 この工程を丁寧に行うことで、長期間にわたり雨漏りを防ぐことができます。

屋根材本体シルキーG2を張っていきます。

ルーフィング施工後は、軒先から順番にシルキーG2本体をビスで固定しながら施工していきます。

屋根全体を一番上の棟まで葺き上げると本体施工は完了です。

棟を取り付けていきます。

本体同士の取り合い部分に新しい棟下地を施工し、その上から棟板金を取り付けます。

雨仕舞いをしっかり確認し、すべての納まりを点検して工事完了となります。

完成です。

シルキーG2によるカバー工法が完成しました。

今回はブラックを採用し、屋根全体が引き締まった高級感のある仕上がりとなりました。

シルキーG2は軽量で耐久性・耐候性に優れたガルバリウム鋼板屋根材のため、建物への負担を抑えながら長期間安心してお住まいいただけます。

この度は弊社に工事のご依頼をいただきまして誠にありがとうございました。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

この記事を書いた人

スルガ住研のアバター スルガ住研 代表 馬木 拓也

当店は、三島のこの地で、創業15年以上、屋根と外壁のリフォームをご提供しておりますが、『お客様に、正しいリフォームをご提案する』という信念のもと、お客様のお住まいが⾧く、快適に住まえるよう、正しいリフォームをご提案しております。屋根や外壁の修理、リフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
お客様目線で、丁寧にご説明させていただきます。

目次