建設業許可 静岡県知事許可
(般-06,07)第38209号




























| 工事内容 | 屋根工事 |
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ホームページをご覧になったお客様より、「室内に雨漏りしているので屋根を見てほしい」とご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。
建物は築30年弱。まずは室内の雨漏り箇所を複数確認し、雨水の侵入経路を推測したうえで、屋根全体の状態を詳しく調査しました。
今回のお宅は少し特殊な構造で、瓦棒葺き屋根の上に「OMソーラー」と「太陽光パネル」の2種類の設備が設置されている状態でした。設備が複数載っている屋根は、取り合い部分が多くなるため、雨仕舞いの難易度が高く、経年劣化が進むと雨漏りリスクが大きくなります。
ドローンによる空撮調査も行い、屋根材の劣化状況や下葺き材(防水シート)の寿命を総合的に判断した結果、部分的な補修では雨漏りの根本解決が難しいと判断しました。 そのため、屋根全体の葺き替え工事をご提案させていただきました。
また、お施主様からは「今後はOMソーラーと太陽光パネルは使用しないため撤去してほしい」とのご希望もありました。設備と既存屋根材をすべて撤去したうえで、福泉工業の軽量金属屋根材『シルキーG2』へ葺き替える工事を進めることになりました。
シルキーG2は、断熱材一体型で耐久性にも優れ、既存屋根の撤去後に新しい屋根として長く安心してお使いいただける屋根材です。 設備撤去を含むため工程は多くなりますが、屋根の構造を一度リセットすることで、今後の雨漏りリスクを大幅に減らすことができます。










はじめに、屋根の頂上に取り付けられている棟部分を撤去します。
続いて、四角く大きなパネル状になっているOMソーラーを取り外し、その後、細長い形状の太陽光パネルも順番に撤去していきました。
設備の撤去が完了したら、瓦棒葺きの金属屋根材や下地材なども取り外し、屋根の上をフラットできれいな状態に整えます。
屋根の上には複数の設備が設置されていたため、機器の落下に気を付けながら一つひとつ慎重に取り外しました。


















ワンポイント|OMソーラーとは
OMソーラーとは、屋根で集めた太陽の熱を利用する「空気集熱式」のソーラーシステムです。
太陽光パネルが太陽の光を電気に変えるのに対し、OMソーラーは屋根面で暖められた空気を集め、ファンやダクトを通して床下などへ送り、室内の暖房や換気などに活用します。システムによっては、夏場の排熱やお湯採りに利用されるものもあります。OMソーラー公式サイト
OMソーラーの撤去は、一般的な太陽光パネルを取り外す作業とは少し異なります。
建築された年代や仕様によって構造は異なりますが、集熱パネルや空気を通す経路、ダクト、板金などが屋根と一体になるように施工されていることがあります。そのため、パネルだけを取り外せば終わりというわけではありません。
撤去する際には、接続されている部材を一つずつ確認しながら、屋根材や下地を傷めないよう慎重に解体する必要があります。また、撤去後には開口部や段差が残ることがあるため、下地を平らに整え、構造用合板とルーフィングを新しく施工して、屋根全体の防水性を確保することが大切です。
今回の屋根にはOMソーラーと太陽光パネルの両方が設置されていたため、設備の構造や取り付け順序を確認しながら撤去を進めました。屋根設備の撤去と葺き替え工事を同時に行うことで、屋根材だけでなく、その下にある下地や防水シートまで新しくでき、将来的な雨漏りの不安も軽減できます。
既存の屋根材をすべて撤去した後、屋根全面に 構造用合板(12mm) を新しく施工していきます。
構造用合板を張ることで屋根下地が強固になり、これから葺く新しい屋根材を 美しく、確実に固定できる安定した土台 が整います。 屋根の耐風性・耐久性を左右する、とても重要な工程です。
また、今回の屋根は雨漏りが発生していたため、表面の屋根材だけでなく、その下にある下地の状態を細かく確認することが不可欠でした。 傷みが見られた部分は補修を行いながら、屋根全体の高さや平滑性を丁寧に整えていきます。
下地を平らに仕上げることで、この後施工するルーフィング(防水シート)や屋根材が正しく機能し、長期的な防水性能を確保できる屋根へと再構築できます。


















構造用合板の上に、ルーフィングと呼ばれる防水シートを施工します。
ルーフィングは、屋根材の内側に雨水が入った場合に、建物内部への浸入を防ぐ重要な防水層です。
軒先から棟に向かって、メーカーが定める重ね幅を確保しながら、しわや浮きが出ないよう丁寧に張り上げていきます。
屋根材で見えなくなる部分ですが、雨漏りを防ぐためには欠かすことのできない大切な工程です。












ルーフィング(防水シート)の施工が完了したら、まず屋根の先端に 軒先水切り を取り付けます。 雨水を軒先へ正しく流すための重要な役物で、新しい屋根材を葺く前に確実に納めておく必要があります。
続いて、屋根の側面には ケラバ板金 をはじめとした役物板金を取り付け、雨水が外側へ流れるように丁寧に納めていきます。 役物板金は屋根材本体より先に施工することで、雨仕舞いの精度が高まり、長期的な防水性を確保できます。


















OMソーラーと太陽光パネル、既存の瓦棒葺き屋根を撤去し、シルキーG2への葺き替え工事が完成しました。
設備がなくなったことで屋根全体がすっきりとした形になり、銀黒のシルキーG2が建物によくなじむ、落ち着いた仕上がりになりました。
今回は屋根材だけでなく、構造用合板やルーフィングも新しくしているため、見た目だけでなく下地や防水性能も含めて屋根全体を改修しています。
工事完了後は各施工箇所を細かく点検し、工事中の工程写真をお渡ししてお引き渡しとなりました。


















この度は弊社に工事のご依頼をいただきまして誠にありがとうございました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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