プロの屋根職人が選ぶガルバリウム屋根『シルキーG2』の特徴とオススメする理由

シルキーG2 アイキャッチ画像

皆さん、こんにちは!
静岡県三島市・沼津市の屋根修理・屋根リフォーム専門店(株)スルガ住研です!

このブログをご覧の方は、

  • これから家を建てる予定の方
  • 築後しばらく経ち、屋根の劣化が心配な方
  • 屋根のカバー工法や葺き替えを検討されている方

など、状況は様々かと思います。

そんな方々に向けて、 特に今、スルガ住研イチオシの屋根材「シルキーG2」についてご紹介します!

目次

断熱性・耐久性が抜群の屋根材『シルキーG2』の特徴

出典:Fukuizumiかわら シルキーG2

シルキーG2は福泉工業株式会社が開発した断熱材一体型のガルバリウム鋼板屋根材です。

どのような特徴があるのか、ご紹介します!

ハゼ掛け嵌合方式で豪雨や強風に耐える強さと耐久性を実現!

シルキーG2は、ハゼ掛け嵌合(かんごう)方式を採用しています。

ハゼ掛け嵌合方式では、金属屋根を折り曲げて、屋根同士を結合する工法です。

これにより、ビス打ち部が露出せず、切断部、接合部に関しても雨水に直接触れる心配がありません。

実は、金属屋根の中でも「ガルバリウム屋根はサビに強い」と言われているのですが、屋根を繋ぎ合わせる際に使用する「ビス」からサビが発生し隙間が生じて、雨漏りに発展することもあります。

しかしシルキーG2はビス打ち部や接合部が雨水に直接当たらない仕組みになっているため、従来の製品に比べてビスからサビが発生する心配が軽減されます。

そして、ファインスチール素材が使用されているため、サビに極めて強い屋根材と言えます。

また、風速60mの強風を10分間にわたり当て続けた耐風圧性能試験でもバタつきもなく、風速30mの強風の中で、1時間に240㎜の水をかけ続けた水密性試験でも一滴の漏水もないという結果となりました。

そのため、大型台風の際に豪雨や強風に晒された場合でも、屋根の心配をすることなく安心してお過ごしいただける屋根材です。

引用:福泉工業株式会社 シルキーG2 遮熱 ガルバリウム鋼板 カバー工法リフォーム屋根材

ウレタンフォーム+アルミライナー紙で高い断熱性・防音性・防湿性を実現!

シルキーG2の裏面は、9mmの厚さのウレタンフォームを採用することにより、熱が伝わりやすいという金属屋根のデメリットを補い、高い断熱性を保つことができます。そのため、暑さや寒さが気になる方にはうってつけの屋根材です。

また、金属屋根といえば気になるのが「雨音」です。

しかし、このウレタンフォームによって防音を実現しています。

加えて、ウレタンフォームをアルミライナー紙で覆う構造により、空気を通す「空気層」ができ、結露を防止します。

結露を防止するということは、屋根材の腐食を防止することに繋がるため、屋根材の寿命を延ばすことにも繋がります。

引用:福泉工業株式会社 シルキーG2 遮熱 ガルバリウム鋼板 カバー工法リフォーム屋根材

遮熱効果があるため省エネ効果にも期待!

シルキーG2は遮熱顔料を含んだ塗膜で覆われていることにより、遮熱効果も抜群です!

遮熱塗料により赤外線を反射させることで、日射による室内の温度上昇を抑えることができます。

温暖化により年々夏の暑さが厳しくなる中、電気代も高騰し続けていますよね。

暑さを軽減させて少しでも電気代を節約したい!という方にもオススメの屋根材です。

引用:福泉工業株式会社 シルキーG2 遮熱 ガルバリウム鋼板 カバー工法リフォーム屋根材

シルキーG2が屋根葺き替え、カバー工法に適している理由

軽量のため耐震性が向上する

シルキーG2は日本瓦の約1/10の軽さであるため、柱や基礎への負担を抑えることができます。

また、屋根材が重いと地震の際には左右に大きく揺れます。

この揺れが建物にとって大きな負担となり、倒壊のリスクも高まります。

記憶に新しい能登半島地震でも、倒壊した家屋の大半が瓦屋根でした。

もちろん、建物自体の構造の問題や、老朽化といった問題もあるため「屋根を軽くすれば100%安心です!」とは言えませんが、屋根材は軽い方が上記のイメージ通り揺れを抑えられます。

揺れを抑えるということは、耐震性が高まるということに繋がるため、地震への備えにもなります。

引用:福泉工業株式会社 シルキーG2 遮熱 ガルバリウム鋼板 カバー工法リフォーム屋根材

屋根の劣化の心配が少ないため塗り替えよりもトータルコストが削減できる

シルキーG2はガルバリウム屋根であり、先にもお伝えした通りハゼ掛け嵌合方式であるため、ガルバリウム屋根の中でもサビに対して圧倒的な強さがあります。

20年以上は劣化の心配が少なく、メンテナンス費用が抑えられるため長期的に考えると経済的です。

引用:福泉工業株式会社 シルキーG2 遮熱 ガルバリウム鋼板 カバー工法リフォーム屋根材

施工が早く、美しい仕上がりに!

「重なり段差」が出ない接合であるため、直線が際立ち、美しい仕上がりになります。

また、これにより材料のロスにも繋がります。

そしてシルキーG2は大判サイズなので、施工が早く、職人からも大好評です。

また、施工が早いということは、施主様にも以下のようなメリットがあります。

  • 工期を短縮できる
  • 工期が短いためコストを削減できる
  • 工事期間中のストレスを軽減できる

施工中は、普段の生活とは異なる環境になるため、極力早く終わって欲しいと思うものです。そのため、工期を短縮できるということは、施主様にとっても大きなメリットですよね。

また、工期が短縮するということはコストを抑えることにも繋がるため、一石二鳥といえます!

引用:福泉工業株式会社 シルキーG2 遮熱 ガルバリウム鋼板 カバー工法リフォーム屋根材

シルキーG2をオススメする住まいの特徴

メンテナンスコストを抑えたい方

シルキーG2は期待耐用年数が25~30年という屋根材です。

今まで数々のガルバリウム屋根を扱ってきたプロの目から見ても、他社の同等品に比べて傷が付きにくい屋根材です。

また、サビにも強く劣化しにくいため、塗り替えの必要がなく長期的にみるとトータルコストを削減できます。

既存の屋根がアスベスト含有屋根材・ノンアスベスト屋根の住宅

2004年以前に設置されたスレートコロニアル屋根には、アスベストを含むものも多くあります。アスベストが含まれている屋根材かどうかのポイントは、2004年以前かどうかです。

アスベストを含む屋根材は高額な処分費用が発生します。加えてアスベストの繊維の飛散防止のために養生する必要があるため、高額なリフォームとなります。

そのため、既存の屋根材にガルバリウム屋根材を被せるカバー工法がオススメです。

また、1996年〜2008年に製造されたノンアスベストの屋根材は塗装でのメンテナンスができません。なぜかというと、当時は耐久性の高い屋根材を作る技術がまだ低かったため、その頃のノンアスベストの屋根材は脆く、ヒビや割れ、剥がれといった劣化症状が発生しやすいという特徴があり、塗装でのメンテナンスができません。

1996年〜2008年に製造されたノンアスベストの屋根材を使用されているお住まいの場合には、カバー工法もしくは葺き替えをオススメします。

スレート屋根の上に太陽光パネルを設置されている住宅

昨今、太陽光パネルを設置されている、もしくは検討されている住まいが増えましたよね。

しかし、スレート屋根に太陽光パネルを設置する場合、穴をあけて金具を留める必要があります。

穴を開けた後にシーリング材で隙間を防ぐ防水処理はするものの、シーリング材が劣化すると隙間から雨水が侵入し、雨漏りに繋がるリスクがあります。

しかし、シルキーG2は穴をあけずに、屋根材本体を挟み込むキャッチ工法で設置できるため、雨漏りのリスクがありません

スルガ住研で施工したお客様事例2選

スルガ住研では、シルキーG2での施工事例が多数ございます。

今回はその中の事例を2件、紹介させていただきます!

事例①ノンアスベストスレート屋根からガルバリウム鋼板「シルキーG2」に重ね葺き

三島市のS様より、「屋根材の破片が落ちてくるようになった」とご相談をいただいたことをきっかけに、現地調査に伺いました。

S様邸の屋根はノンアスベスト屋根材で、屋根には割れや欠けが数箇所ありました。

ノンアスベスト屋根材は脆く、ヒビや割れ、剥がれといった劣化症状が発生しやすいという特徴があります。

そのため、今後も割れやヒビ、強風での飛散が予想されるため、カバー工法での重ね葺きをご提案させていただきました。 現状の屋根の色と同じ色がご希望でしたので福泉工業の断熱材付き「シルキーG2」をご提案させていただきました。

1820㎜の長さの屋根材を、軒先からビスで止めながら上に向かって順番に張っていきます。

止めた箇所も、上に上にと被せていくので見えなくなり、美しい仕上がりになります。

施工後、S様にご感想を伺ったところ「深みのある緑がとても綺麗です。瓦が落ちてくる心配もなくなり、安心しました」と、非常にお喜びいただけました。

事例②太陽光パネルのある屋根をシルキーG2で重ね葺き

熱海市のK様より「屋根材が落ちてくる。雨漏りもしているので見に来て欲しい」とご相談をいただいたことをきっかけに、屋根の重ね葺き工事に伺いました。

元の屋根は旧クボタのコロニアルneo(現ケイミュー)というノンアスベストの化粧スレート屋根でした。

当時は耐久性の高い屋根材を作る技術がまだ低かったため、その頃のノンアスベストの屋根材は脆く割れやすいという特徴があります。

屋根材の割れによる落下、雨漏りが発生していたため、カバー工法での施工をご提案しました。

K様邸には太陽光パネルが設置されていたため、慎重に取り外しました。

こちらはシルキーG2に重ね葺き後、太陽光パネルの取り付け金具を設置した際の様子です。

以前は、スレート屋根だったため太陽光パネルを取り付ける金具は屋根に穴を空けて取り付けていましたが、今回は屋根に穴を開けずに挟み込む金具を使用しています。

これにより、雨漏りのリスクを回避できます。

最後に太陽光パネルを取り付けて完了です。

施工後、K様にご感想を伺ったところ、「雨漏りが再発することもなく、快適に過ごせています」ということで、我々も大変嬉しく思います。

屋根の葺き替え・カバー工法をご検討の方はスルガ住研まで!

今回はスルガ住研のオススメの屋根材「シルキーG2」についてご紹介して参りましたが、いかがでしたか?

シルキーG2は、遮熱性・断熱性を兼ね備えているため省エネ効果があり、長期的に見てメンテナンスコストの削減を実現し、更には美観も備えたガルバリウム屋根材ということがお伝えできたかと思います。

加えて、スルガ住研も加入している一般社団法人「日本屋根診断士協会」推奨の屋根材でもある為、問屋を通さず工場直卸しさせていただけるというお得な屋根材でもあります。

シルキーG2にご興味のある方は、スルガ住研までご相談ください!

この記事を書いた人

スルガ住研のアバター スルガ住研 代表 馬木 拓也

当店は、三島のこの地で、創業15年以上、屋根と外壁のリフォームをご提供しておりますが、『お客様に、正しいリフォームをご提案する』という信念のもと、お客様のお住まいが⾧く、快適に住まえるよう、正しいリフォームをご提案しております。屋根や外壁の修理、リフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
お客様目線で、丁寧にご説明させていただきます。

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